前回は厚み付け、穴埋め作業をやりましたが
ポーズ付けと穴あきのチェックをします。
ポーズ付けは六角大王上でやりました。

六角で骨入れ、ポージングは実に4年ぶりw
マニュアルを参照せず、なんとか手が覚えてました。
3Dプリンタで出力するにはSTLというファイル形式が一般的なようです。
また、ポリゴンの穴あきやエラーのチェックにはMiniMagicsというソフトを
使いますが、その読み込み形式もSTLなので
六角データをそれに変換する必要があります。
STL変換ソフトはいろいろありますが、今回MeshLabというソフトを
使用してみました。
「データ変換の流れ」
六角大王でobj形式で出力→MeshLabでSTL形式で出力→MiniMagicsでエラーチェック
MeshLabはこちらでダウンロードできます。→MeshLab
ダウンロード手順は以下の通り


OSが64bitの場合は一つ上
クリックするとサブウインドのファイルを保存を押します

保存したやつをダブルクリックでインストールします。
MiniMagicsはこちらでダウンロードできます→STLフリービューワ
MiniMagics(ミニマジックス)

いずれもフリーソフトです。
MiniMagicsはインストール後30日過ぎると登録が必要になりますが
お金はかかりません。
六角データを面を滑らかにするため曲面化しobjファイルで書き出します。
このときファイル名を英文にしないと
MeshLabではテクスチャーが読み込めなくて反映されないので注意。

MeshLabを立ち上げobjファイルをドラッグ・アンド・ドロップすると
ファイルが読み込まれ桃音ピクが表示されます。

STLで書き出すにはFileメニューのExport Mesh As...をクリック、
サブメニューのFile of typeからstlを選択します。


STLを書き出したら今度はMiniMagicsを立ち上げ、
ファイルをドラッグ・アンド・ドロップします。
するとすぐに面が閉じてないなどのエラー箇所が黄色の線で表示されます。

これを見ると腕やツインテールの終端が閉じてないことがすぐわかります。
実はあえて閉じずにobj書き出ししました。
面を閉じてないオブジェクト同士でも重なってれば一見
閉じたモデルに見えますが、やはりそれぞれ面を閉じて
ソリッドモデルにしないとエラーになるようです。
またフリル部分が細かい所でエラー箇所になってますが
これは三面稜線で中に面が貼られていた箇所でした。

表示オプションメニューから《スクリーンショットをクリップボードにコピー》を
選択し、画像ソフトで保存します。
その画像を参考に、閉じてない面を閉じ三面稜線の面を削除して
再度エラーがないか確認してobjファイルでそうた監督さんに渡しました。
そうた監督さんがアイジェットさんにそれを渡して一週間ほどしたら
テェック画像の返信が来ました。



『エラーがほとんどなく綺麗なデータですが厚み0.8mm以下の箇所があるため
取り出し時に破損してしまう可能性があります』……とのことでした。
曲面化したことで想定以上にヒケ細り、厚みが不足したようです。
つぎはこれらの修正作業になります。