またまたその前にやることが
PMD予定モデルは胴体にシャツ、上着を重ねて着てます。
なもんでちょっと複雑な作りです。
ワイヤーで見るとこんな感じ。

これをこのままPMDEditorに持って行って骨入れ、
スキニングするのはちょっと難しいです。
(出来ないことはないのですが時間かかります)
そこで見えない部分を思い切って削除することにします。
削除は胴体部分の隠れて見えないところと

シャツの隠れて見えないところです。

それと足も

スカートも二重になってますので
もったいないですが裏側を削除、
これでかなりすっきりしました。

書き出す前に表示設定で「表面だけに表示」に
チェックを入れます。
両面表示のまま書き出すとそれぞれの頂点が
重複して書き出され、頂点数が倍になってしまいます。

頭部と胴体、別々に書き出します。
カレントウインドに表示されてる
オブジェクトのみ書き出されますので、
頭部を書き出したいときは
それのみを表示させます。

任意の場所に顔フォルダを作成し、そこに書き出します。

PMD予定モデルの顔は曲面化されてますので書き出す前に
曲面上で分割します。

ファイルメニューの書き出しからXを選択します。

ファイル名は「顔」、倍率は0.126倍にします。
この倍率は以前六角とMMDの縮尺を比べたときに
目分量で導き出しました。
(六角からXファイル経由でMMDへ
インポートさせる場合0.01265倍)

目分量で出した数値ですので間違ってるかもw
あるいは0.125倍かも〜
追記 3DCG日和Vol.2のかこみきさんによる検証だと0.126倍でした。この数値で統一します。
尚、書き出し時に以下の警告が出ますが「はい」を
押してメッシュをまとめます。

この自動でメッシュをまとめる作業が失敗した場合、
PMDEditorにインポートしたときにエラーが出て
読み込めないことがあります。
その時は頂点選択ツールでメッシュを選択し、
グループ化してからXファイルにもう一度書き出します。

フィルを書き出すとフォルダに
テクスチャーも書き出されます。

次に表情を書き出しますが、
曲面化を分割しますと元に戻せませんので
現在の状態を保存せずに一旦ファイルを閉じて
もう一度開きます。
表情フォルダを作成し、

その中に「まゆ」「目」「リップ」
「その他」フォルダを作ります。

モーフィングターゲットの「真面目」に変化させ
やはり曲面上で2分割してXファイルに書き出します。

ファイル名は表情名の「真面目」にし、
「まゆ」フォルダに保存します。

そしてまた形状を保存せずに一旦閉じてファイルをまた開いて
次のモーフ変形をさせて分割して書き出していきます。
「まゆ」のグループが終わったら
「目」のグループのモーフを書き出していきます。


この単純な作業の繰り返しを延々とやっていくわけです。
全部の表情の書き出しが終わったら
「まゆ」「目」「リップ」「その他」のフォルダを開くと
名前の違う同じ画像が書き出されています。

これらの画像ファイルはすべて不要ですので削除して
Xファイルのみにします。

(表情フォルダの中の画像ファイルだけです、
顔フォルダの中の画像ファイルは捨てないでください)
これで頭部の書き出しは終了です。
次に体の書き出しです。
対称モードのレイヤーを非対称モードにします。
(対称モードでも書き出せますが時々テクスチャーを
同じものを2枚書き出してしまいます)

bodyフォルダを作成し、
そこにファイル名bodyで書き出します。


以上で書き出し作業は終了です。
次回はPMDEditorへのインポート作業です。